アカギ(赤木しげる)の言葉と名言や名シーンをまとめて解説しています。赤木しげる(アカギ)は、福本伸行の麻雀漫画に登場するキャラクターで、麻雀やギャンブルに神がかっている天性の天才です。天(天和通りの快男児)とアカギ(闇に降り立った天才)の2作品に登場しています。ギャンブラー性の強い言葉や、人生観が変わる狂気の名言、しびれる言葉や名シーンなど紹介しています。
赤木しげる(アカギ)
- 名前:赤木しげる
- 通称:アカギ
- 登場作品:天(天和通りの快男児)、アカギ(闇に降り立った天才)
- 作者:福本伸行
- 特徴:白髪の博徒で、才知・直感・運気・精神力などギャンブルで勝つために必要な要素全てが超人的なレベルに達している孤高の天才として描かれている。
もっとも若い登場シーンは13歳ですが、そのころからすでに白髪です。
常識や損得や生死に囚われず、勝負そのものや信念の貫徹を希求する赤木しげる(アカギ)の姿勢は、大金や生存を目的とする極限の勝負を描くことの多い福本作品の中において異彩を放つものと描写されています。
「アカギ」における赤木しげる
「アカギ」の主人公の赤木しげるは並外れた度胸と強運の持ち主で、麻雀・ギャンブルの天才として描かれています。
喧嘩もものすごく強く、口数が少なく常に冷静で、自らの信念には命をも賭け狂気じみた熱さを秘めています。
若年ながら数々の修羅場をくぐりぬけ、伝説を築き上げていく物語です。
「天」における赤木しげる
100年に一人の天才と呼ばれ、裏の世界に君臨していた伝説の打ち手として登場します。
はじめは天貴史や井川ひろゆきの敵として登場するが、東西戦では天とともに東側につき、若いひろゆきを支えながら西の原田克美や僧我三威を相手に縦横無尽の活躍を見せます。
東西戦から9年後、アルツハイマーを患った赤木は生きながらにして自分の葬式を開き、東西戦のメンバーを呼び寄せる。
それは、赤木しげるが赤木しげるであるうちに、最後の真剣勝負を戦ったものと言葉を交わしたあとで、安楽死するためという物語です。
アカギの言葉・狂気の名言
倍プッシュだ・・・・・!
時は高度経済成長期の昭和33年です。
ヤクザの竜崎と南郷による、借金300万(当時のレートで3,000万以上相当)の棒引きを賭けた麻雀勝負の場に、チキンラン(車を使ったチキンレース)の生き残りである当時13歳のアカギが偶然に雀荘に転がり込んだことから、アカギの闘牌伝説は幕を開けます。(その時は麻雀のルールも知りませんでした、、)
アカギの代名詞とも言えるセリフと名シーンです。
300万円(当時のレートで3,000万以上相当)をかけた勝負に生き残り、ほっと一息といった場面でのこの提案。度肝を抜かれるアカギの狂気が分かる名言です。
死ねば助かるのに
竜崎のリーチを恐れて手配を崩し、リスクの少ない二筒切りに逃げようとした南郷に対し、アカギが背後からぼそりと呟いたセリフです。
この言葉を聞いた南郷は勇気を奮い起こし、「どうせ死ぬなら・・、強く打って死ね!」と決死の五筒切りを敢行します。
そしてその手はアカギの読み通り竜崎に通り、この一打をきっかけとして南郷は辛くも息を吹き返します。
アカギ最初のセリフにして、いきなりインパクト抜群のセリフとして語られています。
まるで白痴だな・・・矢木さん。
たとえ間違いでもオレがあの局面で牌を倒したりするもんかね・・・
信用するなよ・・・人を・・・
事故に見せかけて自分の最後の一ハイを倒し、指で隠して「萬」の部分だけを見せ、さらにその萬子をカンの中にまぜた四索とすり替えることで、八木から本命の四索を引き出した場面でのアカギのセリフです。
圧力を背景にした取引はオレには通じねぇんだ
いい加減悟れっ・・・!
竜崎との賭けを引き継いだヤクザの黒崎の圧力を一蹴したアカギの台詞(名セリフ)です。
周囲がヤクザだらけの店内で、13歳とは思えない肝の座りぶりが描写されています。
面白い・・・
狂気の沙汰ほど面白い
黒崎の用意した代打ち、盲目の雀士市川を、ロシアンルーレットで試した代償として、今度は自分が拳銃を口内に
つっこまれたアカギの一語です。
アカギの言葉(狂気の語り)
まだだよ・・・まだ終っていない・・・
まだまだ終わらせない・・・!地獄の淵が見えるまで
限度いっぱいまでいく・・・!どちらかが完全に倒れるまで・・・・
勝負の後は骨も残さない・・・・!
不合理こそ博打・・・それが博打の本質
博打の快感・・・・
不合理に身をゆだねてこそギャンブル・・・・・
仮に・・・、この国・・・、いや・・・、そんなスケールでなく・・・・
ユーラシアからヨーロッパ、北米、南米・・・、
それこそ この世界中の全ての国々を支配するような・・・、そんな怪物・・・・・!
権力者が現れたとしても、ねじ曲げられねえんだっ・・・・・!
自分が死ぬことと・・・・・、バクチの出た目はよ・・・・・!
丁だっ・・・!
いうまでもなく・・・、優勢と勝利は似て非なるもの・・・!
ハッキリ言えば、優勢であることにまだ意味は無い。
意味は勝った時に初めて生じてくる・・・!
それが利益であれ、保身であれ、勝った時初めてそれは確定する。
成功者はその辺をみんなよく知っているから、皆異常に勝ちたがり・・・
鷲巣もその例に洩れない・・・・・!
勝ちたがりっ・・・・・!
死ねば助かるのに・・・・ただ・・・・今・・・・気配が死んでいた・・・・。
背中に勝とうという強さがない・・・・ただ助かろうとしている・・・・。
博打で負けの込んだ人間が最後に陥る思考回路・・・・、ただあんたは怯えている。
【最後に】アカギの名言・名シーン
へへ・・・
・・・・・
きたぜ、ぬるりと・・・
勝利とはリスクと等価交換で手にするもの
俺はいつでも死んでやる・・・
綺麗に・・・
アカギ(赤木しげる)の言葉と名言や名シーンでした!!!!!
麻雀やギャンブルだけでなく、人生観が変わる狂気を感じる名セリフも多いのではないでしょうか。